池山東-野登山-仙鶏尾根-仙ヶ岳-宮指路岳-イワクラ尾根-入道ヶ岳-井戸谷コース-椿大神社2011/08/21 10:02

昨日山に行ってきました。

天気予報では、午前中は曇り。午後は雨。

しかし、最近の天気予報の傾向を考え、おそらく15時頃までは何とか持つのでは、と判断し、行っちまえ、と出発。
前日呑みがあったので、6月に苦労した苦い記憶が頭をよぎるが、仙ヶ岳からイワクラ尾根までの未踏破区間を目的に出発。
亀山駅に向かうJRで野登山からのコースを思いつき、

池山東-野登山-仙鶏尾根-仙ヶ岳-宮指路岳-イワクラ尾根-入道ヶ岳-井戸谷コース-椿大神社

というコースになった。

8時12分出発15時03分着なので、休憩時間込みで7時間程度。
いつものとおり、写真のタイトルに年月日と時刻を記載。



亀山駅7時45分発の市営バス100円で池山東バス停で降車。
目の前のコンクリート舗装路に入って、坂本を目指す。
H230820 0812 池山東バス停から右側のコンクリート舗装道路を登っていく


集落なのかを歩く。
途中、野登寺がある。

H230820 0817 野登寺


集落を抜け、しばらく行くと、坂本棚田。

H230820 0826 坂本棚田


しばらく耕作放棄地も散見される棚田を見ながら行くと坂本の集落に。
集落内に東海自然歩道の案内標識。
これはそのまま直進。

H230820 0833 東海自然歩道の標識を直進


集落を抜け、野登山への分岐。左に入る。

H230820 0838 東海自然歩道から左に分岐して野登山へ


杉植林の作業道を登る単調な掘割道。あまり利用されないのか、落ち葉が幾重にも積り歩き難い。

H230820 0855 野登山の本名に由来しているのでしょうが鶏の絵は微妙に力が抜けてしまう…


途中御休み処を通過し、更に登っていくと「鶏足山」の鳥居。
正式名称ですな。

H230820 0928 鶏足山が本名です


そのすぐ脇には天然記念物の看板。
ブナ林というが、周りは参道ゆえか、ぶっとい杉しか目に付かない。

H230820 0928 野登山のブナ林は県の天然記念物だそうですが、杉しか目に入らない


野登寺本堂への道から途中右に分かれて進むと三角点への分岐(そのまま行くとマド経由で小岐須渓谷山の家へ行くものと思われる)があり、左に折れるとすぐに三角点。
看板は朽ちている…。

H230820 0940 野登山の三角点標識


更に進むと、砂利道に出る。
これを左に。
更に進むと舗装道路。
正解はここを右、というかまっすぐ進む。
左折してしまって、登っていくとNTTの電波塔があった。

H230820 0951 NTT電波塔についたが道間違え


間違いに気がつき、下る。
いいのかな、こんなに下っちゃって、と思う頃に道端に分岐の標識。

H230820 1001 仙鶏尾根への分岐


ふと、右足の足元を見るとズボンの裾が血まみれ…

げ、と急ぎ右足を捜索したらいました…

こいつです↓。ヒル…。
H230820 1001 仙鶏尾根への分岐で発見 ズボンの裾が血まみれ


石でグリグリして、成仏していただきました。

その後、分岐から下り始めます。
はじめのうちは暗い植林地の斜面を激下り。あっているのかなぁ、と不安になりながらも、標識もついているのであっているのでしょうね。

そのうちに、ヤセ尾根になってきて、一安心。と同時に、注意しながら通行しないといけなくなる。

たいがい、こんな道だったり、

H230820 1026 花崗岩は脆いなぁ


こんなザラザラだったりするので。

H230820 1028 尾根はザラザラ


仙ノ石を通過し、無事仙ヶ岳山頂に。
懸念のとおり、あまりおにぎりが喉を通らない。
その上、マルタイラーメンやらストーブを持ってきたのに箸を忘れ、食べようがない。
ということで、諦め…。
荷物を重くしただけでした。
ま、雨も降り出すかもしれないし、時間がかかることがせんでよし、と「あの葡萄はすっぱい」状態。

それにしても、全く展望なし。

H230820 1105 仙ヶ岳山頂だけれどガスにまかれ全く展望なし


しばしの休憩後、一下りして小社峠。

H230820 1125 小社峠


登っていくと、何故か三脚が枝に引っかかっている。
どなたか、下りで引っ掛けたのかな??

H230820 1132 三脚の忘れ物?


なかなか急峻。実際は右側の林の中を巻くのだけれども、迫力ありますな。

H230820 1135 急峻


巻いて登っていくと何かが動く。
へびだ。

H230820 1136 へび君発見


ザラザラの花崗岩。
しかし、禿げているところと木が生えているところは地質は同じはずだけれど、どうしてこんなに見た目が違うのだろう。
何か原因があるんだろうけれどなぁ…

H230820 1152 やはりザラザラ


犬返しの険を下って登り返したところから撮影。
ここは、結構怖かった。

H230820 1211 犬返しの険 ズルズルのザーラザラで怖かった


宮指路岳山頂到着。

H230820 1218 宮指路岳 当て字?


馬乗り岩などが見えます。

H230820 1224 馬乗り岩遠望


で、馬乗り岩は確かに乗り心地は良さそうな適度な形をしていました。

H230820 1225 馬乗り岩は確かに馬乗り出来そうな適度な形


展望台への分岐を入っていき、

H230820 1227 展望台への分岐


見ては見ますが、ガスっていて展望きかず。

H230820 1229 ガスでほぼ展望できず


また分岐に戻って、県境尾根を北上。

小岐須峠。

標識によれば、難路、とのこと。

H230820 1238 小岐須峠


確かに踏み跡が不明瞭なところはあるし、迷いそうな尾根はある。
しかも赤テープも少ないし。

その上、ガスっていて見通しが利かない。

難路、といえるかもしれない。
特に今日は。

H230820 1240 ガスで視界不良 尾根も広いので少々不安 テープも少ない


そんな結構難しげなコースを何とか通過。
比較的アップダウンは少なかった印象。
ここからは通ったことがある道。アップダウンが結構あったはず…。
次のバスは1520発。
その次は1720。
とりあえずチャレンジしてみるか、と思いつつ足があまり動かん…。

H230820 1320 イワクラ尾根分岐


…やっぱり険しいです。

H230820 1356 イワクラ尾根はこんなところばかり


でも、なんとか奥の宮に到着。

H230820 1410 椿大神社の奥宮


入道ヶ岳に到着。でもガス。
何も見えず。

H230820 1417 入道ヶ岳 視界不良 ここから1520発のバスに間に合うように井戸谷コースを下る


あと1時間。
一番コースタイムが短い井戸谷コース(1h25m)を選択。
カメラはしまう。ここから先は画像なし。

下り始め途中から雨。結構良い降り。
で、ザックカバーを掛け雨対策。
悩んだのだけれど、合羽は着用せず。ぬれるに任せる。
でもやはり着ておくべきだったかな…。

しかし、雨が降っている状況で谷沿いのコース。

元気なヒル君たちが獲物(=私)を見つけ歓び勇んでひっつく引っ付く…・。

途中気がつくたびに払いのけるけれども、後から後から…。
ようやく道に出るが、バス停に着くまでは安心できないと、ひた走る。

何とか間に合った。

15時03分到着。
なんとまぁ40分かからず。

バス停にはうら若き乙女(茶髪付け睫毛系)が二名。いなければヒルチェックとかずぶぬれの服を絞りたいところだが、無理…。
かろうじてバス停の建物の陰で上だけ脱いで絞った。

水が滴り落ちる。

結局バスには、おばさん1名、乙女4名、ずぶぬれのおじさん1名が乗車。

バスは1時間ほど掛けて近鉄四日市に到着(\760)。

自宅に直接戻ればよかったのだけれど、なんとなくラーメンを食べたくなって、生中とともに早めの夕食。

帰宅後久々に暖かい風呂にゆっくり浸かってぼーっとする。
風呂から上がると、ヒルの被害が明らかに…。出血が止まらないのは、左1箇所、右4箇所。
一応、吸い尽くして落ちた奴はいないと思うけれど、食われただ…。


天候の不順なときの鈴鹿はヒルに喰われに行くようなモンですね…

反省。

さすがに人に会いませんでした。

コメント

_ 中ちゃんず ― 2011/08/21 15:23

鮪さん、楽しく拝見しました。
笑える所が時々あって。(笑)
さすがにヒルは多いでしょうね。
でもヒルにも負けず鈴鹿を歩く鮪 さんも大の山好きですね~。
最近、お天気がイマイチで困ったものです。
なかなかいいコースですが、ガスっていると道迷いに注意ですね。

_ 鮪 ― 2011/08/21 16:35

中ちゃんずさま。
コメントありがとうございます。
普段は天気の悪い日は避けるんですが、昨日の私はちょっと変だったかも…。ヒルはやはり気持ちのいいものではないですねぇ~。
今日はあちこち痛いです。入道からの下りで走ったのが効いたんだと思います。
いろいろと反省の多い山行でしたが、笑っていただけて幸いです(笑)。

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