柘植駅-旗山-ぞろぞろ峠-三国岳-那須ヶ原山-坂下峠-溝干山-高畑山-鈴鹿峠-三子山-四方草山(南峰)-坂下宿 ■前編■2011/07/31 11:55

6月26日に行った山歩き(柘植駅-旗山-ぞろぞろ峠-三国岳-那須ヶ原山-坂下峠-溝干山-高畑山-鈴鹿峠-三子山-四方草山(南峰)-坂下宿)をようやく掲載。

昨晩一気に全部書こうとしたら、原稿が飛んでしまったので、前編、後編に分けてみます。さて、すべて書ききれるでしょうか?!

まずは坂下峠まで。


いつものように、写真のタイトルには撮影の日付と時刻が記載されております。







昨日の反省を踏まえ、水分を4リットル弱持ち、食料もおにぎり主体ではなく、パンやら、魚肉ソーセージやら色々取り揃え持って行くことにした。当然、前日はノンアルコール。

出発は同じ時間。本日は柘植駅までJRでそこからスタート。

早い時間の割りに関西本線はほぼ座席が埋まっている。

みなさんどこに行くんでしょうね

でも、山な格好をした人は皆無。もしかしたら、今日も誰にも会わないかも

柘植駅から旗山をとりあえず目指す。

H230626 0830 柘植駅


柘植駅を出てすぐに分岐。左へ。

H230626 0832 柘植駅出てすぐの標識

踏み切りを渡り、

H230626 0834 踏切わたる


舗装路をゆっくり歩く。ハンガーノックとかイヤなので、あまり負荷をかけないように意識して歩く。

日曜日で出合があるのか、やたらとこれから草刈するぞーという格好の人があちこちにいる。ものめずらしそうに見られる。ちょっと嫌な感じ。こんにちはー、と声をかけるが、あまり反応なし。これから俺らは出合なのに、こいつは遊びかよ、という感じ?考えすぎかもしれないけれど、先を急ぐ。

派手な看板があり、

H230626 0842 派手目な標識を右折

右斜め方向にまがる。

工場の脇を抜けると獣害対策用のゲートが。

H230626 0847 獣対策の柵

指示をよく読み、

H230626 0847 柵の注意書き

紐を解いて中に入り、紐で縛る。植林地内の舗装路を進むと、広場に出た。その先に神社があり、左側から登山道が伸びる。

H230626 0855 熊鷹神社

掘割のジグザグ道を登っていくと、

H230626 0901 旗山までの登山道

徐々に登山道らしくなってくる。途中鹿の親子に出会うが、姿は見えず。さらに登ると、警戒するケーンという親鹿の声。どうも私のせいで、子供が斜面上に、親が斜面下にわかれてしまった模様。

旗山山頂に到着後、反省し、熊除けの鈴を装着した。

山頂はまったく展望なし。

H230626 0923 旗山山頂

右折すると送電線の鉄塔があり、ここから展望できる。

H230626 0925 旗山展望地

再度山頂に戻って、先へ進む。少し進むと伊賀方面が伐採されて少したった状況のようで、それなりに明るい。

H230626 0937 旗山から小平山方面

気持ちよく登っていく。小平山への分岐があるが、時間も不安なので、寄らずにぞろぞろ峠方面へ行く。

ただ、「山と高原地図」には、「小平山」ではなく、「烏山」への分岐に当たりそう。ピークが二つあるんだろうか…。

H230626 0943 ぞろぞろ峠への分岐

かなりの急傾斜の下りですべる。

しばらく行くと、伊賀方面が伐採されて、眺望が楽しめる。

H230626 0947 分岐を過ぎて伊賀盆地方面の展望がよい

明るくてなかなかに気分がよい。

北打山。
稜線上のちょっとしたピーク。

H230626 0949 北打山

細かなアップダウンを繰り返しながら、所々痩せ尾根を含む尾根歩きを楽しむ。

H230626 0957 やせ尾根上の登山道

一箇所、踏み跡が木の根っこに乗っていて、その下は崩壊して土がない、という箇所もあり、

H230626 1003 登山道の下には穴がありよく見ると地面ではなく木の根の上を歩行

低山といえども侮れない。

ほとんど落ちている木もあったりするし。

H230626 1005 ほとんど落ちている木


尾根歩きをしている間に、ぞろぞろ峠に到着。

H230626 1012 ぞろぞろ峠

ゾロ峠とも書いてあり、どちらが正解なのか良くわからない。

登り返していく。

最近刈り払ったんだろうな、という箇所もあり、以前は笹薮の中を掻き分け掻き分け、進んでいたんでしょう。

道の整備ありがとうございます。

感謝。

H230626 1027 笹を刈り払われた登山道

倉部山。

H230626 1028 倉部山

標識が結構多い。

H230626 1034 亀山市鈴鹿市展望の標識


H230626 1034 亀山市鈴鹿市展望


H230626 1039 伊賀甲賀方面展望の標識



H230626 1039 伊賀甲賀方面展望

設置されていた頃にはもう少し木が小さかったのかな、というものもあり、整備時期がしのばれる。

三国岳への急登。

H230626 1045 急登

三国岳の山頂はまったく展望なし。

H230626 1048 三国岳

左に行くと油日山だが、片道40分と案内板にある。昨日の道間違いが悔やまれるが、行かずに右折。

ここから、かなり激しいアップダウンが続く。

H230626 1051 三国岳からの下り


岩場にロープがついていたり、巻き道がついているものの、その巻き道も滑落危険な状況だったりする。

H230626 1100 頼りない巻き道上の橋

ちなみに、この巻き道は、
H230626 1101 巻き道の理由2

H230626 1101 巻き道の理由

H230626 1101 巻き道の橋

こんな岩場があって、ここを回避しています。

それ以外にも、

H230626 1102 急な下り 怖い

こんなロープつきの岩場。
慎重に下って、振り返ると、

H230626 1105 ロープでようやく 上部

H230626 1105 ロープでようやく 下部

こんな感じ。


樹林の中なので、上空からはわからないが、この2日間で一番険しい場所だったと思う。

その後、自転車があった。誰かが諦めて乗り捨てていったものかも知れないが、鍵はかかっているようだ。

H230626 1116 自転車放置 鍵はかけてあるけれど


ということは、ここから先はこれまでよりはマシな道になっているということだろうか、と期待する。

この期待はある程度そのとおりだった。

那須ヶ原山までの道は、高度差こそあれ、これまでよりは険しさが緩和された感じ。

途中、県境尾根をはずれていくコースの標識が…。

H230626 1117 縦走コースを外れるコースを案内

で、ここから最後のひと登り。

H230626 1135 もう一登りで那須ヶ原山

那須ヶ原山への分岐。

H230626 1153 那須ヶ原山へは縦走コースから少々外れる

山頂は縦走路から2分程西にあり、神社とその前に広場がある。

H230626 1155 那須ヶ原山山頂

駆り払われているので、じりじりと暑い。ここで昼食とする。

広場の下にはお部屋があった。
ガラスも割れており、あまり入りたいとは思わない。避難小屋的な位置づけなんだろうか。

H230626 1157 山頂の下にあるお部屋

神社の中には入っていいようですね。

H230626 1204 参拝記念ノートもあるそうです

神社の表札??

H230626 1204 那須ヶ原神社 だそうです

昼食後、分岐まで戻り、再び縦走開始。

H230626 1213 分岐から更に先へ

わりに平穏な尾根歩きが続く。

アップダウンはしつこく続くが、

H230626 1221 根っこの階段

坂下峠に向けて、徐々に下っていく。

といいつつ、三ツ頭山などの名のあるピークもある。

H230626 1227 三ツ頭山

人に会わない。でも良く整備されている。

H230626 1234 整備された登山道

痛々しい、崩壊だらけの山が見えた。

H230626 1237 皆伐後表層崩壊している


H230626 1249 誰にもあわないけれど、良く整備されている

下っていく途中に唐木のキレットを通過。但し、巻き道を下った。

H230626 1252 踏みあともあるのでまっすぐでもいけるのかもしれないけれど巻き道へ

巻き道の途中でユリ撮影。

H230626 1253 ゆり

更に下ると、行き止まり表記も。

H230626 1256 巻き道の途中で行き止まりの標識

この滑りやすそうな岩のちょっとした足場をつたい登っていく。

滑ったら、奈落の底。

H230626 1256 巻き道もスリルあり

おそらく、巻かないでもいける、若しくは以前は通っていたんだろうけれど、振り返ると、相当に険しい。巻き道も険しかった。

H230626 1258 振り返れば

面白い模様になっている岩。

H230626 1258 年輪みたい

で、看板。

H230626 1302 唐木のキレットだったようです

手書きの文字は意味わかるけれど、活字は極普通のところだったので、意味わかりません。

H230626 1305 案内板 三点確保が必要なところではなかったですよ

相当高度を下げ、坂下峠に到着。

H230626 1312 坂下峠

坂下峠はざらざらの花崗岩が真砂になった状態のダート。というか、徒歩以外ではなかなか通行は困難な感じ。オフロードバイクやMTBなら通ることは出来そうだけれど、かなり荒れていた。



よし。前編終了!

柘植駅-旗山-ぞろぞろ峠-三国岳-那須ヶ原山-坂下峠-溝干山-高畑山-鈴鹿峠-三子山-四方草山(南峰)-坂下宿)■後編■2011/07/31 15:05

6月26日に行った山歩き(柘植駅-旗山-ぞろぞろ峠-三国岳-那須ヶ原山-坂下峠-溝干山-高畑山-鈴鹿峠-三子山-四方草山(南峰)-坂下宿)の後編。

坂下峠以降。

いつものように、写真のタイトルには撮影の日付と時刻が記載されております。







坂下峠から、溝干山への登り。

H230626 1316 溝干山への道案内

ここは滋賀県側がガレているので、三重県側についた巻き道を通過。

H230626 1322 また巻き道へ(右)

相変わらず急なのぼりだが、一気に登る。

H230626 1326 巻き道の終わり


山頂で一休みするが、すぐに出発。

H230626 1332 溝干山

ここから高畑山までは、比較的穏やかな道。

H230626 1340 良く踏まれている

ばら、かな。

H230626 1352 ばら?

くねくねした雰囲気のよい道。

H230626 1355 くねくね道

最後の登りは少々岩が道をふさぐような形になっている。

H230626 1356 行く手を阻む岩を越えて

山頂は360°の展望。もやっているのが残念だが、秋の空気の澄んだときだったら、相当によさそうなところ。国道1号もよく見える。

H230626 1358 高畑山


ここからは鈴鹿峠に向けて下っていく。

H230626 1413 高畑山からの下り

登り返しはあまりなかった。

H230626 1423 やせているところも


ただ、ナイフリッジという箇所もあったが、単に真砂化した斜面が長く続いたところ、というだけのような気がした。

H230626 1424 ザレているところも

名前がついていた頃は、もう少し尖っていたのかもしれないけれど、今は、それほど、ナイフ、な感じはしなかった。

H230626 1427 ナイフエッジというのだそうです


あとは、ひたすら下る下る。

H230626 1448 ひたすら下って、もう少し


国道を走る車の音がウルサイ。

H230626 1453 ようやく平らになって


程なく平らになり、車の音が聞こえなくなる。

で、鏡岩への分岐。

H230626 1455 鏡岩への分岐


そのうちに鈴鹿峠に到着。

H230626 1457 鈴鹿峠についての案内板


なだらか、というより平らな峠。

H230626 1457 鈴鹿峠の標識


箱根と並び称される峠という感じはしないが、峠付近だけなのかな…。

鏡岩は県指定の天然記念物なんですね~。

H230626 1501 鏡岩はそんなに立派なものなんだね


ここから滋賀側に行く。

すると、三子山への標識。

H230626 1501 三子山への標識


で、茶畑がありまして。

H230626 1501 滋賀県側は茶畑


その境を右に進路をとる。

四方草山への看板もある。

H230626 1502 昨日の失敗の分を取り戻しに四方草山南峰を目指す

看板のとおりに進路をとると、畑と林の間に道がある。

H230626 1502 明るい畑と杉の間を行く

ここからは昨日の間違えたところまで進み、同じ場所を下っていく。

はじめの内はものすごく整備された状況で、多少時間がたっているのか朽ちているところもあるが、階段やら手すりやら物々しい整備がなされている。

H230626 1504 私にとっては不必要に整備された道


しかし、東海自然歩道の分岐?を過ぎると、一気にマイナーな登山道になる。

H230626 1523 安楽越への分岐

この分岐で本日初めて、というかこの二日間で初めて人と会った。

おそらくご夫婦の2人。

どちらまでいかれるんですか、と問われたので、四方草山です、と答えたら、まだ結構いかれるんですね、といわれ、心配されているのかも、とおもい、昨日反対側から来たが、道を間違えて坂下に下ってしまったので、間違ったところまで行って、同じ間違った道を下るつもりです、といったら、あー、その気持ちよくわかります、との反応でした。

分岐から下るとすぐに送電線の鉄塔。

H230626 1524 鉄塔


登り返すまた下る、登り返す、また下る、登り返す、で三子山に到着。

さすが三子山。

途中、分岐があった。

H230626 1532 左へ

ここは、左、118のほうへ。

H230626 1532 三子山へは左へ行くのが正解


山頂で小休止。

H230626 1553 三子山(Ⅰ峰)山頂

山頂付近から四方草山を望む。

H230626 1603 四方草山方面

山頂直下。

少し下って振り返った。

H230626 1605 山頂から少し下って振り向いた

尾根を行くが、すぐに枯れ木が何本か横たわっている。

H230626 1605 直進しては駄目みたい

この先に進むな、ということなんだろうと思う。

右手の山腹を激下り。

H230626 1609 右方向の山腹を激下り

あまりに下るので、不安になるが、ようやく鞍部に到着する。

H230626 1614 鞍部


ここからまた登り返し。

どうやら間違ってはいなさそう。

既に壊れた獣害対策ネットの脇を登る。

H230626 1616 登り出すと左には柵が

この先、アップダウンを繰り返しながら、登っていく。

崩れています。

H230626 1618 崩れまくってます

やせています。

H230626 1625 痩せています

途中、岩場にロープがついているような箇所や、

H230626 1627 少々ロープで下る

思いっきり滋賀県側に崩壊している箇所を巻きながら、登っていく。

H230626 1633 かなり滋賀県側に切れ落ちています

そのうちの最後の巻き道に入った。

名前に「草」が足りないけれど…

H230626 1634 ちょっと名前が違うような気もする

H230626 1634 崩壊地を避け巻き道を行く

で、ここが、昨日の間違いの地点だと気がつく。

昨日は、右にあがっていかなければならないところを左に下っていってしまいました。

あーあ。

H230626 1635 右側からきたのだけれど昨日は左に下っていってしまった

しかし、とりあえず確実な四方草山の南峰までは行くことにし、ひたすら登る。

先が見えたことで、気持ちは元気になる。

とにかく登って山頂で一休み。

H230626 1640 四方草山南峰に到着


この時点で、坂下宿からはタクシーで帰ろうと決めた。あまりに疲れたので…。
ここからは、昨日と同じコース。

H230626 1656 また石垣


H230626 1716 造林小屋か


だらだらと下って、特養ホームの上部で携帯でタクシーを呼ぶ。

関タクシー。

待ち合わせ場所は坂下のバス停。

そこまでたらたら下っていく。法安寺を見て、

H230626 1727 寺


その後バス停に。

H230626 1731 伊勢坂下のバス停


バス停の場所は元々、松屋本陣だったようである。

H230626 1731 坂下宿の案内板

が、今は裏手が公園になっている。

H230626 1732 今は公園


H230626 1733 今は公園 向こう側は国道1号


盛者必衰の理をあらはす、みたいな光景。

H230626 1733 松屋本陣跡


タクシーが到着し、乗車。

H230626 1735 関交通のタクシーで


当初、関駅までのつもりだったけれど、亀山まで。

H230626 1752 亀山駅


4500
円ほど。まぁ、車のなんとラクチンなことよ…。








あー、終わった。
よかったぁ。

すっきり!

卵卵ふわぁーむ@紀北町2011/07/31 17:23

29日に仕事で現場に行った帰りに同行していた同僚がシュークリームを家に買って帰る、というので、付き合いで、自分がすぐ食べるために1個購入。

\150でした。

シュークリーム@卵卵ふわあーむ


シューが硬めで卵ボーロみたいな感じ。

おいしかったです。

ちなみに、建物の外観は、

H230729 1656 卵卵ふわあーむ 外観

で、店内の風景は、こんな感じ。

H230729 1657 ショウケース

紀伊長島区長島629-1
0597-47-3931
営業時間10-19
定休日 水

だそうです。

12.2kmを1時間00分44秒2011/07/31 20:01

走る前後で計測。

前71.4kg、15.4%。
後69.5kg、13.8%。

12.2kmを1時間00分44秒65で走破。1900g減。
スプリットは15分27秒08、30分28秒28、45分50秒26。


比較的暑くもなく、風もあったので、汗が多少なりとも乾くので、体温上昇が抑えられたのかな。
それなりに走れた。

まるます@紀北町2011/07/31 20:04

29日の昼食は、同行者のお薦めの「まるます」さん。
紀北町海山辺りではココ、という店らしい。

そこのおすすめ「盛り合わせ丼」を頂きました。

盛り合わせ丼@紀北町まるます


まぁまぁ美味しかったです。
ちゃんとした刺身でした。
少々ご飯が温かくて、せっかく乗っかった刺身が温まってしまっていたのが残念。
でも、多少温まっても魚臭くならないあたり、しっかり新鮮だとはよく分かりました。

店舗の外観は、


まるます 店舗外観

こんな感じ。