伊勢治田駅 大鉢山 遠足尾根 静ヶ岳 銚子岳 治田峠 藤原岳 頭陀ヶ平 白船峠 コグルミ谷 306号 西藤原駅 ■前編■2011/06/05 12:42

平成23年6月4日に山に行った。

当初の予定では、伊勢治田駅から出発して、青川峡キャンピングパークから大鉢山にあがり、そのまま遠足尾根を経由して治田分岐から静ヶ岳、銚子岳、治田峠を越えて、藤原岳から、大貝戸道で下山して西藤原岳まで行く予定だった。

が、藤原岳に13時頃について、意外に時間があったので、昨年鞍掛峠から御池岳に行った際にコグルミ谷までは歩いているので、県境尾根を進んでつないでしまおうと考え、結果的に、藤原岳から頭陀ヶ平、白船峠を越えコグルミ谷から下山し、国道306号の山岳部の下りだけ走って、簡易パーキングふじわらから県道614号に入り、西藤原駅まで歩いた。

休憩も含んだ行動時間は9時間23分(0658-1621)。

いつものように、写真のタイトルは、年月日、撮影時刻、写真の簡単な説明、になっています。

まずは車内乗車券。
H230604 0620 車内販売乗車券 近鉄富田-伊勢治田

伊勢治田駅には6時50分に到着。用をたして、撮影後出発。
6時58分。
H230604 0657 伊勢治田駅

西向きに歩いて国道306号に出る。南に向かって歩く。
7時3分。
H230604 0703 国道306号にでる

青川の到着。右側が上流側なので、国道を横断して、右側に曲がって行きます。
車は渋滞を避けるために左折してから、右に曲がるよう標識には出ています。
7時13分。
H230604 0713 青川に到着 ここで右へ

青川左岸の道路を上流に向かっていくと、大鉢山の崩壊地が正面に見えてきます。
ガスっていて、藤原岳などは見えません。
7時26分。
H230604 0726 青川扇状地の扇頂部を望む

青川峡キャンピングパークの山側に大鉢山の登山口。
H230604 0751 大鉢山登山口

案内図もあります。
7時51分。
H230604 0751 大鉢山登山口案内板

登ってすぐのところででかいレンズをカメラにつけた人が3人ほど対岸をねらっている。
何かいるんですか?とたずねたら、「タカ」とのこと。

礼を言って、そのまま滑りやすいヌルヌルの道を登っていく。途中石がガレているところなども通過すると、もやっていなければ良い展望なんだろうなぁ、というところに出た。
8時18分。
H230604 0818 少々展望が利く

しばらく登ると大鉢山の山頂。でも、靄で展望はあまりきかず…
8時26分。
H230604 0826 大鉢山山頂

さすがに山頂なので、少々下ってから、再度上りだす。
次は遠足尾根を目指す。
8時28分。
H230604 0828 大鉢山山頂付近からこれから登る尾根を望む

木の幹に巻かれた赤テープや水色の荷造り用ヒモが垂れ下がっているのを目印に基本的に尾根を右に行ったり左に行ったりしながらひたすら登る。

■以下H230611追記■

まずは、山頂から少し下ったところに水色のヒモがぶら下がっている。

H230604 0829 鞍部の水色の荷造り用ヒモ

そこから、林の中に入っていくと、整備された道とは言いがたいものの、先を見通せる。

H230604 0831 鞍部から尾根へ

木々に覆われたところばかりではなく、ひらけたところも尾根上にはあって、そこにも水色のヒモがぶら下がる。

H230604 0853 遠足尾根へ向かう尾根上の多少開けたところにぶら下がる水色のヒモ

中央部の茂みを突破する必要も。

H230604 0855 中央部の茂みに突っ込んでいく

こんな感じで尾根部を進んでいく。

■以上H230611追記終了■

すると、宇賀川方面に下っていく道と遠足尾根に繋がる道の分岐にでる。
ここをまっすぐ。
9時7分。
H230604 0907 大鉢山(手前)から遠足尾根(奥)と宇賀川方面(左)の分岐

しばらく行くと踏跡上に小鹿の死体が。
蝿がたかる。台風などでやられたのかな。お母さんが死んでしまったか?
原因は良くわからないが、手を合わせ合掌。
9時13分。
H230604 0913 登山道に横たわる小鹿の死体

気を取り直し、進むと樹林帯を抜け、笹原へと。
9時16分。
H230604 0916 ようやく笹原へ

少々ガスっているが、展望が利くのは気分が良い。
少しづつ霧も晴れつつあるようだが、梅雨時期なのですっきり晴れて良い視程を確保することは出来ないだろうと思いつつ、竜ヶ岳方向を撮影。
9時29分。
H230604 0929 竜ヶ岳まで続く笹原

途中までは道もはっきりしていたけれども、途中で間違えたのか、あまり明瞭な道とはいえなくなってきた。でも、ホタガ谷の登山道目指し山腹を順調に下っていく。
最後は尾根に出て、つつじを撮影する人に挨拶。ようやく人に会う。
そこからすぐにホタガ谷からの登山道に合流。
9時40分。
H230604 0940 ホタガ谷の登山道に合流

ここからは昨年竜ヶ岳に登った時に通ったコース。
歩きながらペットボトルを出し、給水。続いて自作お握りを一個取り出し、これも歩きながら食べる。その間に、治田分岐に到着。
9時49分。
H230604 0949 治田分岐

ここからしばらく下り。
9時55分。
H230604 0955 標識2

9時57分。
H230604 0957 標識3

コース上につつじを発見。とりあえず撮影。
10時1分。
H230604 1001 つつじ

10時9分。
H230604 1009 標識4

台風の影響か若葉が地上に散乱しているのが痛々しい。
途中水溜りというにはちょっと大きな池があり、モリアオガエルの卵が樹上に白い泡となってぶら下がる。
10時10分。
H230604 1010 池にモリアオガエルの卵がぶら下がる

静ヶ岳の分岐。
コースからは外れるけれども、やはりピークハントに向かう。
10時14分。
H230604 1014 標識5から静ヶ岳を目指す

多少登って、山頂。全く展望なし。
10時24分。
H230604 1024 静ヶ岳山頂

また、分岐まで戻った。
10時34分。
H230604 1034 標識5まで戻って再び縦走路

分岐の傍の池にもモリアオガエルの卵。
10時36分。
H230604 1036 再びモリアオガエル

池とほぼ同じ場所。
日が射すと明るい。若葉がきれい。
10時37分。
H230604 1037 若葉明るい樹林の中の縦走路

しばらく下っていく。すると、銚子岳の山肌に崩壊が見える。結構勾配急そう。
10時45分。
H230604 1045 銚子岳を望む

標識6。
10時46分。
H230604 1046 標識6

ここからかなり急な登り。崩壊の左側をジグザグに上りながら、何とか標識7番に到着。
銚子岳分岐。
10時58分。
H230604 1058 標識7 銚子岳への分岐

ダラダラ~っとした緩やかなのぼりの先に山頂。
11時2分。
H230604 1102 銚子岳山頂

再び分岐に到着。
11時8分。
H230604 1108 銚子岳への分岐に戻り再び縦走路へ

標識8。
11時21分。
H230604 1121 標識8

標識9。
11時25分。
H230604 1125 標識9

で、やっと治田峠。
これまで青川遡行で挑むも到達できなかった地。しかし、特段感慨にふけることもなく。
11時31分。
H230604 1131 治田峠

標識10も撮影。
11時32分。
H230604 1132 標識10 治田峠

再び上り始めるとP771の表示。治田峠に来るまでに結構下ったのね。
11時39分。
H230604 1139 P771

標識11。
11時48分。
H230604 1148 標識11

標識12。迷い尾根。
11時48分。
H230604 1148 標識12

わかり難いと評判の看板。
確かにわかりにくい。
外したほうがよいのでは、と思いつつ。
11時48分。
H230604 1148 迷尾根

余程迷う人が多いのか、トラロープまで張ってある。こっちへ行くな、と。
11時48分。
H230604 1148 迷尾根のトラロープ

しかも看板もすぐに待ち構えている。標識13番。
11時49分。
H230604 1149 標識13

尾根を巻きながら進む。
標識14。
11時53分。
H230604 1153 標識14

蛇谷への分岐。標識15。
11時57分。
H230604 1157 標識15

何故か再度14。間違いですかね??
12時2分。
H230604 1202 あれれ また標識14

再びつつじ発見。
でも、この花のせいで、赤テープが見つけ難いこと…。
12時8分。
H230604 1208 再びつつじ

孫太尾根との分岐。直進すると孫太尾根。でも、平らな道ではなく、山腹の斜面に踏み跡があるだけな感じ。ここで小休止。
12時9分。
H230604 1209 孫太尾根との分岐

休憩中にお握りを食べ、給水を済ました。
途中で若気な単独行者が藤原岳方面から下ってきた。
挨拶するものの、明確な反応なし。
いよいよ出発。
12時17分。
H230604 1217 標識16から出発

出てすぐ、山腹を行くが、足跡が鹿の足跡だけになる。鹿のふみ跡を追うと、崩壊している。
どうもあっという間に迷った。うーん。
しばらく行くが、やはり道らしきものは無し。
仕方がないので、斜面をひたすら上に登る。相当な急勾配。こういうとき、若い頃ヤブ漕ぎをやっていたときのとこを思い出す。
あの頃に比べたら本当にたいした事ない。けれど、上のほうに藤原岳から下ってくる数人のグループを発見したときは、やはり安心した。もう少し進んでいたら道に出れなかっただろう。
ま、その時はそのときで何とかするけど。

まぁ、でも反省。
道に合流して、標識18を発見。
17は迷ったので、撮影できなかった。
12時38分。
H230604 1238 標識18 17は迷ってスルー

道に戻った後も、山腹をジグザグに急登。息を切らしながら、ようやく山頂付近に。
標識19。
12時50分。
H230604 1250 標識19

藤原岳の展望台。最高点なので、一応、山頂と呼んでいいのかな。
人が一杯。皆さん大貝戸道などを通って来たんでしょうね。
12時56分。
H230604 1256 藤原岳展望台 ちょっと休憩

13時前に到着してしまい悩みだす。
予定通りだとどんなに遅くても15時前に西藤原駅に到着してしまう。
もったいない…。

しかして、この先、コグルミ谷まで行くことを決断する。

続けたいところだけれども、写真のアップロードが100枚の制限(小さい画像と大きいの2枚を50)を超えてしまい、続けられません。

続きはいつになるかなぁ…。

ま、とりあえず、忘れないうちに公開!

コメント

_ Wakayama(蟹江町) ― 2011/06/09 23:38

今日(6月09日)、孫太尾根から藤原岳を目指しましたが(2回目)、予報に反してガス晴れず、丸山(650)にて、撤退しました。あのまま行ってると多分、17,18番あたりで迷いヤブに突入していたかも。「撤退、正解だったかな」と思うも下山したら晴れてきちゃいました。
時間早いので青川峡のほうに散策に行って「大鉢山」という未知の標識を見つけました。検索してこのサイトに当りました。
遠足尾根までは、厄介なルートのような気がしますが、興味深々。
テープなど多少あるか、ルートファインディングのような感じでしょうか、よろしければ御教授ください。
それにしても、超健脚ですね。スゴイ~。

_ 鮪 ― 2011/06/11 04:44

Wakayamaさま、記事を見ていただきありがとうございます。

孫太尾根に取り付かれたんですね。私も機会があれば行ってみたいと思っています。霧に巻かれたとの事。残念ですが、しょうがないですね。

ご質問の遠足尾根までですが、青川峡キャンピングパークから大鉢山までは多少荒れているものの過去の整備が残っているので、まず迷うことはないと思います。大鉢山から遠足尾根までは赤テープと水色の荷造り用ビニール紐が所々についています。登っていくぶんには、尾根をはずさないようにしていれば、迷わないで行くことができるように思います。所々平らな広いところもありますが、それほど迷わないでしょう。

但し、下るのは少々難しいのではないかな、と感じました。テープなどもそれほど頻繁につけられているわけでもありませんでしたし…。

あと、遠足尾根ですが、途中まではきわめて明瞭なルートです。但し、ホタガ谷コースの出合(鞍部)へ向かって山腹をトラバースしていく頃になると、少々わかりにくい状況になります。かなり笹に覆われて判別しにくい感じでした。もしかしたら、私がルートを間違えて、もっとしっかりしたルートがあるのかもしれませんが、霧に巻かれた状態でルートを見失うとちょっと怖いな、と感じました。

なお、超健脚とは、買いかぶりすぎですよ(笑)。昨日まで筋肉痛が残り、大変でした…。

_ 鮪 ― 2011/06/11 11:21

Wakayamaさま
写真を4枚ほど追加してみました。
参考になるかどうかわかりませんが…
気をつけていってらしてください。

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