坂本慎太郎「ナマで踊ろう」2014/08/16 16:59

坂本慎太郎「ナマで踊ろう」
坂本慎太郎「ナマで踊ろう」

前作「幻とのつきあい方」と変わったような、変わっていないような。
でも、3.11からの経過時間が違うので、やはりそのあたりが詩作に影響はしているのでしょうね。
元々、終末観や、やるせない感覚、だるい中の鋭い視点、得意ですもんね。

しかし、ゆらゆら聞き始めたときはこんなメジャーになるとは思わなかったものね。現時点で、日本の重要な音楽家の一人であることは間違いないですし、この作品も、問題作、で、且つ、傑作っすよね。
ここまで、穏やかな曲調やアレンジに、不穏な感触を残すことができているわけだし、その不穏さは、すでに忘れつつある3.11の不気味さに通じている感じがする。

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