池山西-南尾根コース-仙ヶ岳-御所平-舟石-臼杵岳-安楽越-大峠-錐山-霧ヶ岳-四方草山-四方草山(南峰)-坂下宿-関駅2011/07/30 15:41

6月25日に行った山歩き(池山西-南尾根コース-仙ヶ岳-御所平-舟石-臼杵岳-安楽越-大峠-錐山-霧ヶ岳-四方草山-四方草山(南峰)-坂下宿-関駅)をようやく掲載。
いつものように、写真のタイトルには撮影の日付と時刻が記載されております。




前日職場の飲み会があったので、朝早く起きられるか不安だったが、何とか起床。おにぎり2.5合分を製作し、飲み物3リットルなどを詰め込み、最寄り駅より亀山駅まで向かう。

H230625 0745 亀山駅前のバス


亀山駅からはバス。

H230625 0746 亀山駅前のバス停


市営のコミュニティーバスで、どこまで乗っても100円。安すぎます。税金が相当投入されていると思うので、市民の皆様に感謝しつつ、移動。それにしても、はじめは自分も含め3人乗っていたが、すぐに一人になってしまった。終点の池山西で降車。


H230625 0812 池山西バス停


ここからは、歩き。新名神の高架橋の下をくぐり、仙ヶ岳への登山口を目指す。

標識を右に折れ、

H230625 0821 新名神の橋梁をくぐり分岐を右へ


ちょっと登ると茶畑が広がる。

H230625 0824 茶畑の分岐を左へ


分岐を左に取り、さらに進むと狸がお出迎え。こんな昼間に珍しいこともあるもんだ。

そのうち林道になり、ダートに。少々荒れ気味な薄暗い道を進むと、マムシに2匹出会う。

H230625 0842 林道を進む


林道にトラロープがかかり、入るのを一瞬躊躇するが、そのまま進む。林道の行き止まりまで来て、山道となるが、そこからすぐに造林小屋に至る。

H230625 0905 分岐そばの造林小屋


その手前が南尾根コースの分岐。



H230625 0904 南尾根コースへの分岐


分岐を右側に折れて、沢沿いを進む。

H230625 0907 炭焼跡


尾根までそれなりの距離がある。それまでは、暗い沢沿いの道をひたすら詰めていく。

H230625 0913 小さな滝の右岸側の滑りやすい道


尾根直下は、かなりの急勾配。両側からは露岩が迫る。あまり心地のよい場所ではない。

H230625 0934 尾根まであと少し


ちょうど常緑樹の落葉の時期とも重なったのかもしれないが、すべりやすい落ち葉も場所によってはたまっていて、注意を要する。

尾根に立つと、分岐があり、

H230625 0935-1 尾根上の分岐


右手に不動への道。

H230625 0935-2 不動方面


左手に折れる。が、いきなりロープが垂れ下がる岩場。

H230625 0938 仙ヶ岳方面はロープで登る険しい道


かなり、険しい。本日はじめての険しさで、結構怖い。先が思いやられます。

ここから仙ノ岩までは、花崗岩の山らしい岩岩した道と比較的穏やかな道が繰り返されながら、アップダウンを繰り返しつつ標高を稼いでいく。
ということで、展望は結構得られるコースで、少々険しいけれど、楽しい道。

H230625 0941 登ると展望が開ける


伊勢湾、見えるかな?

H230625 1008 花崗岩の山らしい景観


岩岩していて、なかなかよい景色。

H230625 1028-1 仙の石


仙の石。

仙ノ石から仙ヶ岳までは、比較的穏やかな尾根歩き。


H230625 1028-2 仙鶏尾根分岐


白谷コースへの分岐

H230625 1032 白谷コース分岐


仙ヶ岳で小休止して、展望を楽しむ。



H230625 1037 仙ヶ岳山頂


西側は少々見えにくいものの、それ以外の方向は見通しが利く。少々靄っているので、すっきりとは見えないけれども、伊勢平野や御在所なども確認できる。


H230625 1048 仙ヶ岳山頂から鎌ヶ岳方面


妻に行き先を告げずに来てしまったので、ここでメールを試みる。何度か試して、送信。

小休止を終え、ここから南下。
まずは御所平を目指す。

H230625 1100 山頂から南下


「難路」とのことだが、テープはあるし、

H230625 1108-1 テープを追う


所々には標識もある。

H230625 1108-2 御所谷コース分岐


だいぶ以前には整備されたのだろうと推測できる階段などもあるし、

H230625 1109 過去整備された階段も崩れ始めている


それほど難路、とまでいう感じはしない。若干迷いやすいかな、というところはあるが、テープを追い、鞍部から登り返すと、御所平へと続く草原に飛び出す。

H230625 1118 尾根に出ると強風のためか木がない


南尾根コースからも見えていた長い草原。日差しがきついので、少々堪えるが、展望はいい。

H230625 1123 仙ヶ岳の南尾根を遠望


気持ちのいいコースだとおもう。少々奥まっているので、一般的ではないのかもしれないけれど、春先や秋など涼しめな時期は爽快な感じではなかろうか。


H230625 1134 何の花?


多少起伏のある広い尾根を基本的に上下しながら、進んでいく

H230625 1136 草原につく踏み跡


と、御所平に到着。ここには標識が幾つか付いていた。



H230625 1138-1 御所平の標識


その中に何度かHPを拝見している「中ちゃんず」の標識を発見したので撮影。



H230625 1138-2 御所平の標識by中ちゃんず


さらに進む。

H230625 1145 尾根の踏み跡


縦走コースが東へ向きを変えるところが発見できるか不安だったけれど、広い尾根の終わりが明瞭で、そこから少し戻ったところにコンクリート製の杭があり、

H230625 1150 杭を目印に左折


そこが曲がり角になっていた。東を向くと、潅木の林の中に赤テープが下がっているのが確認できて、

H230625 1151 左を見ると木のトンネルに赤テープ


そのトンネルをくぐり、ひたすら長いくだりを植林地の暗い道を歩く。

H230625 1152 暗い道


勾配がゆるくなると、南へと向きを変え、道が明るくなる。東側は崩れていて、

H230625 1208-2 尾根から東側はガレ


西側は穏やかな谷形状の地形が広がる。

H230625 1208-1 抜けると穏やかな谷


なかなか美しい情景。
日差しがきついけれど、燃料補給のため、小休止。
しかし、食欲があまりない。その代わり、水分消費量が多い。
あまりいい傾向ではないなぁ、と思うが、無理やり食べようにも、のどを通らない。


二日酔いか??それほど飲んではいないとは思うが、多少影響もあるのかもしれない。


仕方ないので、出発。

H230625 1211 踏み跡の状況


比較的穏やかな尾根歩き。

H230625 1217-1 プレート 御所平-長坂の頭


特に問題になりそうな箇所はない。


H230625 1217-2 プレート 臼杵山


新名神が見える。

H230625 1218 新名神


舟石。



H230625 1222-1 舟石の標識


見晴らしがよい。確かに舟といわれれば舟なのかな。形は。

H230625 1222-2 舟石

何枚か写真を撮った後、出発し、ベンケイへ迷い込まないように、左へ。

H230625 1223 ベンケイへの分岐


テープに書いてくれています。

H230625 1232-1 舟石-安楽越


少々、踏み跡が不明瞭な箇所もありました。

H230625 1232-2 踏み跡がちょっと不明瞭


ザレている箇所もあります。

H230625 1240 踏み跡は明瞭だが東側はガレ


臼杵山への分岐を通過し、

H230625 1249 臼杵山分岐


臼杵岳。

H230625 1251 臼杵岳山頂


ややこしい名まえ。もう少し考えて命名して欲しいものだが

臼杵岳山頂で再び休憩。写真を撮ったり、再び食事に挑戦。
展望は多少あるものの、比較的なだらかな感じの山頂。

H230625 1305 新名神


ここから下っていくと、

H230625 1315 テープを追う


カモシカ高原を経由し、安楽越。カモシカ高原はかなり整備されていて、これまでの県境尾根を考えると、少々浮いている感じ。


H230625 1317-1 かもしか高原分岐


東海自然歩道の案内板。

H230625 1317-2 東海自然歩道の案内板


きれいに整備されている。

H230625 1317-3 広場


安楽越は舗装道路になっていた。

H230625 1333-1安楽越に到着


下りてきた階段。

H230625 1333-2 安楽越の北側の標識



再び尾根に取り掛かる。

H230625 1333-3 安楽越の南側の標識


ざらざらの道。花崗岩の特長を感じる。
また、あまり笹が駆り払われず、少々通りにくい登山道。

H230625 1347 笹の刈払いが甘め


しかし、迷うことはない程度には整備されている。

H230625 1353 ヤセ尾根


一度登りぐっと下る。下ったところが大峠。



H230625 1358 大峠451



そこからまた登り返す。ザラザラな道。かなり滑ります。

H230625 1400 ざらざらの道でよく滑る


おかげで、展望が良いところはある。
だいぶ、新名神の見える角度が変わってきて、進んだなぁと、一人納得。

H230625 1404-1 新名神


東側の崩壊地がなかなか激しく、岩場を登っていくようなところや、ザレザレな場所があり、険しい道。

H230625 1404-2 険しい岩場を登る


徐々に疲れが蓄積し、朝からあまり食べていないこともあるのか、ハンガーノックに近い状況になりつつあるような気がした。

錐山への登りがきつく、その先も良く登る。
ヘトヘトです。

H230625 1417 錐山


標識。

H230625 1422 標識もまばら


霧ヶ岳への分岐。

H230625 1430 霧が岳分岐


縦走路から少々東に入ったところにある霧ヶ岳。

H230625 1431 霧が岳山頂


そこからさらに下って登り返しての四方草山まで、尋常ではないほどの疲れ。それでも腹は鳴れど、食欲はない。しかし、これではまずいと、四方草山山頂で20分ほど休憩して、栄養補給。


H230625 1453 四方草山山頂

多少の展望がある。

再度、歩き始めて、四方草山(南峰)に到着。

H230625 1509 四方草山南峰


ここから、さらに歩を進める。

H230625 1514 直進せずに左折


尾根から急に左折して山腹の急斜面を激下り。磁石を見ても、この方向ではないが、まっすぐ行ったら、崩壊地に突入しそうな雰囲気。どこまで下るんだ、といぶかりながら、歩いていくと、


H230625 1525 石垣 既に道を間違えていたが気がつかず


なんか違う感じ。あれ~、と思ったときには、もう登り返す気力もなく、

H230625 1539 下りすぎてもう戻る気もせず


そのまま踏み跡を頼りに下山。

どこに着くかわからないが、とにかく下ると、造林小屋と思しき建物を発見。

H230625 1547 造林小屋らしきものを通過し振り返る


そこを通過し、コンクリート舗装を下っていくと、立派な建物が。看板の漢字?が難しすぎて読めない。


H230625 1551 特養ホーム華旺寿

さらに下ると、どうやら坂下宿についたことがわかった。


H230625 1556 案内板


本当は、鈴鹿峠まで行こうと思っていただけにがっくりしながら、反省のため、関駅まで歩くことに。


鈴鹿馬子唄会館。 


H230625 1606-1 鈴鹿馬子唄会館


そのすぐ上には鈴鹿峠自然の家。

H230625 1606-2 鈴鹿峠自然の家


関駅へは昼の12時代が最終。うーん。


H230625 1607 関駅への最終便は昼の1252



道すがら、旧東海道筋の雰囲気のある町並みを炎天下眺めつつ、あるく。

H230625 1615 東海道の街並み


国鉄との表記のある標識。
いい感じです。

H230625 1625 国鉄バス停との標記もあり


トボトボと歩き続け、


H230625 1656 国道1号を進む



まだトボトボと。

H230625 1701 道の駅 関宿まであと1km



なんとか道の駅に到着。
トイレを借りて、顔も洗う。


H230625 1712 道の駅 関宿


で、関駅。

H230625 1718 関駅


関駅の時刻表。

H230625 1721 関駅時刻表


関駅の跨線橋。

H230625 1722 関駅の跨線橋


で、とんでもなく疲れました。
結局、池山西のバス停から坂下宿までまったく人に会わなかった。その上、国道1号を歩く人もいなかったので、ほとんど人に会わない山行だった。
この時期だけなのかどうかわからないが、かなりマイナーなコースのようだった。

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