池山西-南尾根コース-仙ヶ岳-御所平-舟石-臼杵岳-安楽越-大峠-錐山-霧ヶ岳-四方草山-四方草山(南峰)-坂下宿-関駅 ― 2011/07/30 15:41
6月25日に行った山歩き(池山西-南尾根コース-仙ヶ岳-御所平-舟石-臼杵岳-安楽越-大峠-錐山-霧ヶ岳-四方草山-四方草山(南峰)-坂下宿-関駅)をようやく掲載。
いつものように、写真のタイトルには撮影の日付と時刻が記載されております。
前日職場の飲み会があったので、朝早く起きられるか不安だったが、何とか起床。おにぎり2.5合分を製作し、飲み物3リットルなどを詰め込み、最寄り駅より亀山駅まで向かう。
亀山駅からはバス。
市営のコミュニティーバスで、どこまで乗っても100円。安すぎます。税金が相当投入されていると思うので、市民の皆様に感謝しつつ、移動。それにしても、はじめは自分も含め3人乗っていたが、すぐに一人になってしまった。終点の池山西で降車。
ここからは、歩き。新名神の高架橋の下をくぐり、仙ヶ岳への登山口を目指す。
標識を右に折れ、
ちょっと登ると茶畑が広がる。
分岐を左に取り、さらに進むと狸がお出迎え。こんな昼間に珍しいこともあるもんだ。
そのうち林道になり、ダートに。少々荒れ気味な薄暗い道を進むと、マムシに2匹出会う。
林道にトラロープがかかり、入るのを一瞬躊躇するが、そのまま進む。林道の行き止まりまで来て、山道となるが、そこからすぐに造林小屋に至る。
その手前が南尾根コースの分岐。
分岐を右側に折れて、沢沿いを進む。
尾根までそれなりの距離がある。それまでは、暗い沢沿いの道をひたすら詰めていく。
尾根直下は、かなりの急勾配。両側からは露岩が迫る。あまり心地のよい場所ではない。
ちょうど常緑樹の落葉の時期とも重なったのかもしれないが、すべりやすい落ち葉も場所によってはたまっていて、注意を要する。
尾根に立つと、分岐があり、
右手に不動への道。
左手に折れる。が、いきなりロープが垂れ下がる岩場。
かなり、険しい。本日はじめての険しさで、結構怖い。先が思いやられます。
ここから仙ノ岩までは、花崗岩の山らしい岩岩した道と比較的穏やかな道が繰り返されながら、アップダウンを繰り返しつつ標高を稼いでいく。
ということで、展望は結構得られるコースで、少々険しいけれど、楽しい道。
伊勢湾、見えるかな?
岩岩していて、なかなかよい景色。
仙の石。
仙ノ石から仙ヶ岳までは、比較的穏やかな尾根歩き。
白谷コースへの分岐
仙ヶ岳で小休止して、展望を楽しむ。
西側は少々見えにくいものの、それ以外の方向は見通しが利く。少々靄っているので、すっきりとは見えないけれども、伊勢平野や御在所なども確認できる。
妻に行き先を告げずに来てしまったので、ここでメールを試みる。何度か試して、送信。
小休止を終え、ここから南下。
まずは御所平を目指す。
「難路」とのことだが、テープはあるし、
所々には標識もある。
だいぶ以前には整備されたのだろうと推測できる階段などもあるし、
それほど難路、とまでいう感じはしない。若干迷いやすいかな、というところはあるが、テープを追い、鞍部から登り返すと、御所平へと続く草原に飛び出す。
南尾根コースからも見えていた長い草原。日差しがきついので、少々堪えるが、展望はいい。
気持ちのいいコースだとおもう。少々奥まっているので、一般的ではないのかもしれないけれど、春先や秋など涼しめな時期は爽快な感じではなかろうか。
多少起伏のある広い尾根を基本的に上下しながら、進んでいく
と、御所平に到着。ここには標識が幾つか付いていた。
その中に何度かHPを拝見している「中ちゃんず」の標識を発見したので撮影。
さらに進む。
縦走コースが東へ向きを変えるところが発見できるか不安だったけれど、広い尾根の終わりが明瞭で、そこから少し戻ったところにコンクリート製の杭があり、
そこが曲がり角になっていた。東を向くと、潅木の林の中に赤テープが下がっているのが確認できて、
そのトンネルをくぐり、ひたすら長いくだりを植林地の暗い道を歩く。
勾配がゆるくなると、南へと向きを変え、道が明るくなる。東側は崩れていて、
西側は穏やかな谷形状の地形が広がる。
なかなか美しい情景。
日差しがきついけれど、燃料補給のため、小休止。
しかし、食欲があまりない。その代わり、水分消費量が多い。
あまりいい傾向ではないなぁ、と思うが、無理やり食べようにも、のどを通らない。
二日酔いか??それほど飲んではいないとは思うが、多少影響もあるのかもしれない。
仕方ないので、出発。
比較的穏やかな尾根歩き。
特に問題になりそうな箇所はない。
新名神が見える。
舟石。
見晴らしがよい。確かに舟といわれれば舟なのかな。形は。
何枚か写真を撮った後、出発し、ベンケイへ迷い込まないように、左へ。
テープに書いてくれています。
少々、踏み跡が不明瞭な箇所もありました。
ザレている箇所もあります。
臼杵山への分岐を通過し、
臼杵岳。
ややこしい名まえ。もう少し考えて命名して欲しいものだが…。
臼杵岳山頂で再び休憩。写真を撮ったり、再び食事に挑戦。
展望は多少あるものの、比較的なだらかな感じの山頂。
ここから下っていくと、
東海自然歩道の案内板。
きれいに整備されている。
安楽越は舗装道路になっていた。
下りてきた階段。
再び尾根に取り掛かる。
ざらざらの道。花崗岩の特長を感じる。
また、あまり笹が駆り払われず、少々通りにくい登山道。
しかし、迷うことはない程度には整備されている。
一度登りぐっと下る。下ったところが大峠。
そこからまた登り返す。ザラザラな道。かなり滑ります。
おかげで、展望が良いところはある。
だいぶ、新名神の見える角度が変わってきて、進んだなぁと、一人納得。
東側の崩壊地がなかなか激しく、岩場を登っていくようなところや、ザレザレな場所があり、険しい道。
徐々に疲れが蓄積し、朝からあまり食べていないこともあるのか、ハンガーノックに近い状況になりつつあるような気がした。
錐山への登りがきつく、その先も良く登る。
ヘトヘトです。
標識。
霧ヶ岳への分岐。
縦走路から少々東に入ったところにある霧ヶ岳。
そこからさらに下って登り返しての四方草山まで、尋常ではないほどの疲れ。それでも腹は鳴れど、食欲はない。しかし、これではまずいと、四方草山山頂で20分ほど休憩して、栄養補給。
多少の展望がある。
再度、歩き始めて、四方草山(南峰)に到着。
ここから、さらに歩を進める。
尾根から急に左折して山腹の急斜面を激下り。磁石を見ても、この方向ではないが、まっすぐ行ったら、崩壊地に突入しそうな雰囲気。どこまで下るんだ、といぶかりながら、歩いていくと、
なんか違う感じ。あれ~、と思ったときには、もう登り返す気力もなく、
そのまま踏み跡を頼りに下山。
どこに着くかわからないが、とにかく下ると、造林小屋と思しき建物を発見。
そこを通過し、コンクリート舗装を下っていくと、立派な建物が。看板の漢字?が難しすぎて読めない。
さらに下ると、どうやら坂下宿についたことがわかった。
そのすぐ上には鈴鹿峠自然の家。
関駅へは昼の12時代が最終。うーん。
道すがら、旧東海道筋の雰囲気のある町並みを炎天下眺めつつ、あるく。
国鉄との表記のある標識。
いい感じです。
まだトボトボと。
で、関駅。
関駅の時刻表。
関駅の跨線橋。
で、とんでもなく疲れました。
結局、池山西のバス停から坂下宿までまったく人に会わなかった。その上、国道1号を歩く人もいなかったので、ほとんど人に会わない山行だった。
この時期だけなのかどうかわからないが、かなりマイナーなコースのようだった。
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